一年越しの試験

今日UMTP(UMLモデリング技能認定試験)という、知らない人にはまっったく興味を持ってもらえなさそうな(笑)試験を受けてきた。
この試験はレベルがL1〜L4まであり、現在はL1とL2が実施されている。L1は図の要素の意味を問うT1と、図の要素の使い方を問うT2とに分かれていて、順にL1T1→L1T2→L2→…とステップアップしていくことが想定されている。受験そのものは試験実施を請け負っているIT関連のスクール等で実施されるため、日程は(そのスクールがOKとしている日なら)いつでも受けられる。
今回受けたのはL1T2だが、実はT1を受けて合格したのが昨年2月。。しかしその後、T2が受からないとL1の認定がされないのに、放置(笑
やっとこの度、T2を無事合格し、晴れてL1認定となります( ̄ω ̄)

それにしてもこの試験(および受験するまでのプロセス)、相変わらず…


・受験料が高い
すべてPC上で行われ、回答も選択式。試験監督なんて居て居ないようなもん。所要時間は90分ほど、もらえるのは試験終了直後に結果の印刷されたプリント1枚と、L1等の認定がされれば認定証が来るが、、一つの試験ごとに15000円(税抜き)もするのは、ボッタクリという謗りを免れないのではあるまいか。


・受験手続が面倒&分かりづらい
試験実施代行業者は寡占状態で、関東以外では事実上選択肢が無い。
その業者のサイトでユーザ登録と試験受験予約をせねばならんのだが…その手順自体まずめんどくさいが、これがさらにwebでユーザ登録を申請してから、本人確認を手紙や電話でするようなことも無いくせに、2〜3営業日待たされないとメールの一通もよこさない不親切っぷり。一体何処に何をわざわざ人手で登録してるのかも不明であるが、「この内容で登録処理中です」とかの自動確認メールすら無いため、メアド入力間違いしてたら一巻の終わり。どうなるかというと、『一週間たっても登録完了のメールが来ない場合はコールセンターまでご連絡ください』だそうだ。


・受験時のソフトがしょぼい&操作説明が無い
勉強用に使っていた本に付属していたトレーニングソフトは、(内容はともかく)見た目はよくできていた。
それが本試験時のソフトの、みすぼらしいこと!!
色気を出せとは言わないが、図や文字がカクカクしてたり、画面切り替えに1秒以上かかるもっさり感。同じ構成の図で中の文字だけが違うような場合でも、フォントの大きさや線の長さがずれてたりして、見比べるときすっげー見づらい場合もあって(Wordで作った図をコピってきたに違いない)、ひどい。
また、各問題に「レビューチェック」とか「コメントチェック」の欄があるのはいいとして、それらの意味や使い方の説明は、口頭も文面も一切無し。『「試験終了」のボタンを押すと試験を終了します』と聞いていたのに、実際に「試験終了」ボタンを押すと、「コメントチェック一覧」画面というのが出てきて、そこでやっと、各問題やそこに出てくる図に対してフィードバック用のコメントをつけて欲しいんだな、というのが分かる。
高い受験料には到底見合わないDEATH。


・設問が不適切でも泣き寝入り
モデリングに関わる部分で誤りとはいえない二つ以上の選択肢があったり、何度見直しても正解の選択肢が無い(ある一箇所が誤植だと考えると、正解となる選択肢があった)というような設問があった。
コメント記入時間をフルに使って(試験後のコメント記入にも制限時間があるのだ)、それらにコメントをつけまくってきたものの…試験結果は総合点と分野別得点率が分かるのみで、怪しかった問題の答えは謎のまま。内容も知らされないまま、その疑惑の判定が覆ることは無い。




という不親切・不条理極まりないシロモノ。

ついでに、昨年T1受験時点では、「T1T2両方合格してL1認定」だったのに、制度が変わりやがりまして、「T2合格すればL1認定」という、T1の存在意義を真っ向から否定するその姿勢への疑問と、受験料が無意味となったことがストレスでもあり(ニガ藁

さらなる試練は、こんなひどい試験をまたすぐ受けなかんこと↓↓
テンション下がるー(ToT)たーすけてー。


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ついでに、成分分析してみた。

UMLモデリング技能認定試験の成分解析結果 :

UMLモデリング技能認定試験の57%は苦労で出来ています。
UMLモデリング技能認定試験の27%は真空で出来ています。
UMLモデリング技能認定試験の7%は明太子で出来ています。
UMLモデリング技能認定試験の5%は気合で出来ています。
UMLモデリング技能認定試験の2%は元気玉で出来ています。
UMLモデリング技能認定試験の2%は言葉で出来ています。

57%は苦労なんだなー。
あれはあれで、作る人も苦労してんのかなー(・∀・