製菓大手、ボーダフォンに広告差し止めを要求

バレンタイン商戦向け市場がピークを迎えている12日、製菓業界大手5社が「チョコレートに対する世間のイメージを意図的に損ない、適正な競争を阻害する」として、ボーダフォン株式会社に広告差し止めを要求していたことがわかった。問題となっているのは、『義理ならチョコレート、本命ならLove定額』というキャッチコピー。製菓業界によると、「チョコレートに対するイメージを意図的に悪化させ、不当に(チョコレートの)売り上げの減少と自社利益拡大を狙ったものだ」として、ボーダフォンに当該キャッチコピーを含むチラシの回収とCMの放映自粛を求めたという。これに対してボーダフォン側は、「もともと『バレンタインデーは、好きな人にチョコレートをあげる日だ』というのは製菓会社が勝手に言い出したこと。意味を考えれば、(バレンタインには)Love定額のほうがよりふさわしい」として、一歩も引かない構え。両陣営の主張は対立したまま、Xデーを迎えることになりそうだ。

参考記事:
http://www.vodafone.jp/japanese/cm/3G/023.html
http://d.hatena.ne.jp/Yuichiro/20050708