ませたガキに大人ぶったこと言わせたり、目上の者にぎゃふんと言わせたりするのは、ストーリーやオチを作りやすい。それゆえ、CMなどで目にする機会が多い気がするが、安易な作りのものが目につく。
例えば、マクドナルドのCMで、こどもが大人たちに「立ち話もなんですから」って言ってるヤツとか、過去には、家族の中で父親が母親やこどもの言いなりになってるヤツがあった。何を考えてそういうシチュエーションを描いたのだろうか?
あまりに安易で誰にでも思いつきそうなそういう「ドラマ」には辟易だし、レベルの低さが感じられて、見てしまうとこちらが恥ずかしくなってくる。せっかくクリエイティブなものを作っているのならば、しかと練り上げ、いわゆる「ダジャレ」レベルから脱した「ユーモア」「ウィット」と呼ばれるレベルのものを作り上げてほしいと思う。
蛇足ながら、個人的にはマクドのCMのほとんどが気分悪くなる。しかしたまにおもろいのもあるので侮れない・・・というか、明らかに作ってる人が違うわな。